健康ディクショナリー2012年

胃カメラはどの病院で受ければいいのでしょうか?
 
ずっと胃の調子が悪くてそのうち検査を受けようと思っている方。
健診の結果、胃の精密検査を指示された方。
特に症状はないけれど一度検査を受けて安心したい方。
 
みなさん、どの病院で精密検査を受ければいいかお困りだと思います。
検査はなるべく楽な方がいいですし、待ち時間も短い方がいい。
かと言って診断能力が怪しければ何にもなりません。
費用が安ければそれに越したことはありませんが、検査費用は病院間で共通なのかそれとも違うのか、おそらくみなさんはご存知ないのではないでしょうか。
 
胃カメラを楽に受ける方法
 
胃カメラもここ数年でずいぶん細くなりました。
今や鼻から検査をおこなう方法が一般的です。
鼻からのルートだと、カメラが喉の奥の敏感な部分に触れないので原理的にえずかなくて済みます。
口からの方法に比べるとかなり楽です。
 
しかし中には鼻からの検査が難しい方もおられます。
また、中には鼻からのルートでもえずく方もおられます。
そういう方のためには麻酔を使って寝ている間に検査をしてしまうという方法もあります。
その麻酔には熟練した技術が必要です。
実は、消化器内科で麻酔標榜医の資格を持っている医師はごく一部です。
 
検査を楽に受ける一番のコツは、引き出しの多い医師を選ぶことです。
機械も新しい、医師の技術も高い、そして麻酔の資格も持っている、そういう病院を選びましょう。
 
丁寧に、正確に
 
鼻からの胃カメラには意外と準備時間がかかります。
丁寧な前処置が必要です。
この下準備をいい加減にすると、本来楽なはずの検査も苦しいものになってしまいます。
ベテラン医師が外来で検査の指示を出して、看護師が検査の前処置をおこなって、若手医師が検査をする、そういう分業システムの病院もあります。
丁寧さと正確さを求めるなら、診察、前処置、検査を一人の医師が責任を持っておこなう病院を選びましょう。
 
なるべく早く、なるべく安く
 
鼻からの胃カメラにはどのくらい時間がかかるでしょうか。
病院に来られて、検査して、結果について説明を受けて帰るまで、普通ならば1時間かかりません。
それ以上かかっていればそれはどこかの段階で不必要に待たされているということです。
費用はどうでしょうか?
保険点数は全国どの病院でも共通です。
初診で胃カメラだけ受けた場合は5千円足らずで済むはずです。
それ以上かかっていれば何らかの名目で余分なお金を取られているということです。
必要なことならば時間もお金も惜しむべきではないと思います。
しかしあなたが負担している時間とお金は本当に必要なものでしょうか。
 
胃カメラを受けようと思われているみなさん、どうぞお気軽にご相談ください。(2012年1月6日)

 

その後診療報酬の改定などで検査代はずいぶん変わっております。

金額については電話でお尋ねください。

特別企画〜「仁(じん)」を見ました。<main>健康ディクショナリー2013年検診結果の見方


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