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夢見る映画〜20世紀の100本の14本目の(1)

14本目は1957年、ディック・パウエル監督の「眼下の敵」です。

 

 

第二次大戦中の大西洋を舞台に、駆逐艦と潜水艦の戦いを描いた男くさい映画です。

 

1957年といえば、終戦後まだ13年。

戦争の記憶がまだ生々しく残っている時期です。

興味深いのはこの「生々しい」時期に作られたにも関わらず、必ずしも「アメリカ万歳」ではないところです。

 

米軍駆逐艦艦長はかつて新婚の妻を独軍潜水艦「Uボート」の攻撃によって失っています。

「それでUボート狩りに情熱を燃やしているのか?」と訊かれた彼はこう答えます。

「これは私の戦争ではない」

 

一方の独軍潜水艦館長も大のナチス嫌い、ヒトラー嫌い。

さらに、機械化されて人間味が失われた近代戦争も嫌いな偏屈オヤジです。

 

この二人の設定が心憎いです。

 


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