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潤一郎全集あれこれ(45)

〇人面疱疽

 

女優百合枝は不思議な噂を耳にする。「人面疽」という映画に自分が出演していると。女性に裏切られ自殺した男が彼女の膝に人面疽となって蘇り、復讐を果たすという映画だった。そんな映画に出演した覚えはなかった。調べていくうちにその映画が呪われた映画であることが分かってくる。観た者は怪異現象に襲われ、ある者は発狂したらしい。一方その頃、大手の映画会社がその映画を買取り、大々的に公開する計画を立てていた。

 

これはかなり怖かったです。

満員電車の中で読んだのですが、鳥肌が立ちました。

あらすじを読んで「リング」を思い出す方もおられるでしょう。

そう、あんな感じの怖さです。

やっぱりあらすじにまとめるのはすごく難しかったですが。

 

〇ハッサン・カンの妖術

 

余はある日図書館で一人の印度人と出会った。彼は事あるごとに印度的精神主義を否定した。それは父親への反発だった。彼の父は伝説の魔術師ハッサン・カンの弟子であり、その教えのせいで現実的幸福を否定し、彼の家族は崩壊したのだった。さらに彼は告白をする、自分もハッサン・カンの妖術が扱えると。彼は余を須弥山にいざなった。そこで余は鳩に姿を変えた母と出会った。余が善人になれば私は仏になれる、鳩は言った。

 


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