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AIに支配されたい(2)

ものごとにはいろんな線引きがあって「6歳未満は医療費無料」とか「5年に一度更新」のような、はっきりとしたものもあれば、「公序良俗に反しないもの」とか「中学生らしい恰好」などの曖昧なものもあります。

 

そして「はっきりしたもの」と「はっきりしないもの」の間にも無数のレベルの「はっきりしない」度があって、それがたとえば「獣医学部新設の条件」だったり「高校生の髪の毛の色」だったりするわけです。

 

はっきりしないところに線を引くのです。

線引きを担当する係の人の気苦労は大変だと思います。

その分プライドも相当なものです。

 

ほとんど関係のない話ですが、昔、あるコンサートを企画した時に宝塚市教育委員会の名義後援を申請しました。

名義後援とは、補助金などの出ない、名前だけの「まっとうなコンサートですよ」というお墨付きです。

あってもなくてもいいのですが、これまでどの自治体でも申請を断られたことがないので、もらえるものはもらっておこうという軽い気持ちで申請しました。

 

申請書を提出してしばらくすると、コンサートのチラシを見せろとのお達しです。

申請が通るかどうかによってチラシの文面が変わるので、正式なチラシの印刷を発注する前です。

とりあえず「後援:宝塚市教育委員会」と書いた仮チラシを作って見てもらいました。

すると「許可も出していないのに勝手に名義を入れるとは何事か!」とお怒りです。

「印刷前の仮チラシなんですけど」という説明にも耳を傾けてくれません。

結局、宝塚市教育委員会の名義後援はもらえませんでした。

 

宝塚市教育委員会は立派なプライドを持った素晴らしい団体だなあと思った次第です。


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